先輩…逝くには早すぎますよ。
僕が大学水泳部の合宿所に入り・・・
右も左もわからない新人の僕らを面倒見てくれていたのが一学年上の先輩だった。
先輩ではあるものの、2年生と1年生は常に一心同体で生活を続けていた…。
2年生7名の中でも競泳組大阪3人組と称されていたI上さんKさん…そして I さん。
この3人が低迷を続けていた当時の水泳部を事実上引っ張って行っていた…。
日本のトップを目指す選手の練習の迫力にマネージャーだった自分は完全に圧巻された事を今も鮮明に覚えています。
その中でも I さんの練習に対する意欲というのは凄かった…
納得のいかない練習、納得のいかないタイムが出ると怒りをあらわにし、パドルやらビート板を投げ飛ばし悔しさを表す…まさに鬼気迫る毎日だった。
練習を離れた日常では独特の関西弁で人懐っこく僕らを面倒を見てくれた。
翌日練習休みの時は飲みに行き…
時にはラジコンでレースをしたり…
ボーリングを5ゲームやら7ゲームやら…延々とやってたり…
大阪に試合で遠征に行った時は大阪の案内をしてくれたり…
人一倍デリケートで人一倍人懐っこい…そんな I さんが大好きだった。
・・・。
僕は I さんに謝らなければならなかった…
あの時皆さんに大きな迷惑をかけた事…
あの時お世話になってた事すべてを裏切った事…。
なのに…
一昨日 同期の親友 貴光君から電話をもらった…
手元に電話がなかったので翌日の朝、留守電が入っていた・・・。
その声は彼と高校から知り合って21年間 聞いたことのないくらい取り乱した泣き声で…
「昨日 I さんが亡くなった…交通事故で亡くなった…」
…
絶句だった・・・。
先輩 早いでしょ?
先輩 まだ、僕話さないといけないこといっぱいあったんですよ。
先輩 あの時ごちそうになったお好み焼き…「出世払いな…」と言ってごちそうしてくれたお礼も言ってないですよ。
先輩 すいませんでした。
先輩 本当にすいませんでした。
何で…なんでこんな事に…。
そっちの世界に行くには早すぎますよ…先輩
また新宿で飲みたかったですよ…先輩
謝罪して、もし許しをいただけたなら、先輩と今年のインカレ優勝…お祝いしたかったです。
バイクでの事故だったらしいです。
明日 大阪で告別式らしいです。
今はただ、黙祷するのみです。
先輩 今はゆっくり休んでください…。
| 固定リンク






コメント